パーソナルコンピュータやインターネットの登場が世界を一変させたように、AIは私たちの働き方や価値創造のあり方を根本から変えようとしています。
私たち LayerX は、この変革期に「AI に Bet する」ことを宣言し、プロダクト・業務・文化のすべてをAI中心に再設計することにしました。「希望あふれる優しいデジタル社会」の実現に向けて、AIの最前線に立ち、これからの日本のデジタル競争力を高める役割を果たしていきたいと考えています。
この挑戦の現在地をひらき、AIと向き合う皆さまと未来を共創する対話の起点としたく、「Bet AI Day」を開催します。多くの実践を共有し、より良いAIの社会実装に向けて、ともに考える時間となれば幸いです。
AIとともに迎える未来は、ひとつじゃない。
LayerXの各領域から7名のエキスパートが登壇し、それぞれの問いと構想を持ち寄ります。
未来の経営、金融、セキュリティ、機械学習——AIへ賭ける「Why」と「How」をお伝えします。
「Bet AI」の現在地とその先へ。
TIMETABLE 7Bets on AI
13:05
45 min
代表取締役 CTO 松本 勇気 MATSUMOTO, Yuki
AI技術の進化が加速する中で、経営そのもののあり方も大きく変わろうとしています。このセッションでは、LayerXが掲げる全社戦略「Bet AI」を軸に、AIを活用する組織に求められる意思決定の変化、経営とテクノロジーの関係性の再構築について語ります。ChatGPTのような生成AIに代表される技術を、単なるツールとしてではなく、共創のパートナーと捉えたとき、経営は何を目指し、どこまで委ねられるのか。 意思決定の透明性、速度、納得感――これからの経営に求められる条件を問い直します。LayerXの実践と視点を通じて、「With AI」な経営の可能性を一緒に考える時間です。
東京大学在学時に株式会社Gunosy入社、CTOとして技術組織全体を統括。またLayerXの前身となるブロックチェーン研究開発チームを立ち上げる。2018年より合同会社DMM.com CTOに就任し技術組織改革を推進。大規模Webサービスの構築をはじめ、機械学習、Blockchain、マネジメント、人事、経営管理、事業改善、行政支援等広く歴任。2019年日本CTO協会理事に就任。2021年3月よりLayerX 代表取締役CTO就任。開発や組織づくり、及びFintechとAI・LLM事業の2事業の推進を担当。
14:00
30 min
バクラク事業 CTO 中川 佳希 NAKAGAWA, Yoshiki
バクラクはバックオフィスSaaSとして、業務プロセスに即した自動化を実現してきました。加えて「人が使いやすいように設計すること」にも重きを置いて開発しています。バクラクで開発していく管理者の意図を汲む AI エージェントがユーザー業務の「入口」となり、業務を実行することについて紹介できればと思います。
株式会社エウレカにて、インフラエンジニアとして国内最大のマッチングアプリを運営。その後フリーランスとして、音声配信アプリ、金融サービス、産学連携プロジェクトなどを経験。
2020年株式会社LayerX入社後、バクラク事業の立ち上げ、2024年1月より現職。
14:30
30 min
Fintech事業 VPoE 高橋 健太郎 TAKAHASHI, Kentaro
金融サービスは直接金銭を扱う特性上、莫大な法令・契約の統制下に置かれています。
LayerX Fintech事業部では、これらの法令・契約・監査内容を遵守しつつtoCプロダクトのデリバリー速度をどのように向上させているかについて語ります。
従来のように「人が全て行わなければならなかった取り組み」を「Bet AI」という考え方でどのような変革を起こすことができたのか、今後どのように変革を起こすことができるのかをお聞きいただければ幸いです。
複数の企業でアプリケーションエンジニアとして勤務をした後、DeNAでソーシャルゲームエンジニア・プロジェクトマネージャーとして勤務。
2016年より株式会社エウレカにて、日本版Pairsの開発責任者・Global版Pairsの開発責任者・Head of Backend・Head of QAを歴任。
2022年にLayerXに参画し、個人向け投資サービスALTERNAの立ち上げを実施。
2024年からは、Fintech事業部VPoEとしてFintech事業部全般のエンジニアリング組織を管掌。
15:00
30 min
AI・LLM事業 CPO 小林 篤 KOBAYASHI, Atsushi
進化の激しいLLMをどのように扱い、企業の労働生産性を高め、よりクリエイティブな業務に発展させることができるのか。LLMを単なるツールとして扱うだけでなく、企業のAI・LLM戦略を担うPlatformとはどういうものなのかの一端をお話します。
2011年DeNAに入社。Mobageおよび協業プラットフォームの大規模システム開発、オートモーティブ事業本部の開発責任者を歴任。19年より常務執行役員 兼 CTOとしてDeNAのエンジニアリングの統括を務める。25年1月より、LayerX AI・LLM事業部にジョイン。
16:00
30 min
執行役員 CISO 星 北斗 HOSHI, Hokuto
世はまさに大AI時代!!!めまぐるしく変わっていくトレンド、タケノコのように増えていくAIサービス、全社への普及、膨らむコストやセキュリティの心配…ひとくちにAI活用!といっても、私たちの頭を悩ませ胃を痛める課題は尽きません。この発表では、私たちがどのように悩みを乗り越え、“Bet AI”を加速する環境をつくっているのか、SRE・コーポレートIT・セキュリティの面からご紹介します。
2013年にクックパッド株式会社に新卒入社。セキュリティ、SRE、コーポレートエンジニアリングを主領域とし、技術本部長、海外本社出向などを経て2023年にCTO兼CISOを務める。2024年1月にLayerX入社。クラウドとセキュリティと料理が好き。
16:30
30 min
Principal 名村 卓 NAMURA, Suguru
LLMの登場によってエージェントが様々なタスクをこなし、我々の業務を担うことができるようになりました。AIエージェントは今後の企業の必須ツールとなりますが、今までのアプリケーションとは違い、エージェントは企業や業務ではなく、より個人に寄り添うことが求められてきます。ここでは、AIエージェントを開発する上でどのようなアーキテクチャで問題に挑戦しているかを話ます。
受託開発経験を経て、2004年株式会社サイバーエージェントに入社し、新規事業立ち上げの開発を担当。2016年に株式会社メルカリ入社。USのサービス開発を経てCTOに就任。2022年6月株式会社LayerXに入社し、イネーブルメント担当として「テクノロジーを活用した全社の生産性に責任を持つ」役割を担う。
17:30
45 min
バクラク事業 AI・機械学習部 部長 松村 優也 MATSUMURA, Yuya
バクラク事業 AI・機械学習部 Tech Lead 島越 直人 SHIMAKOSHI, Naoto
LLMをはじめとした生成AIあるいはAIエージェント技術の進化により、AI・機械学習技術を用いたプロダクト開発を取り巻く環境も大きく変化しています。生成AIや従来の機械学習技術をどのように組み合わせて新しい価値を創り上げているのか、これまでととのように変わっているのか、その深化と進化について、バクラクにおける取り組み事例とともにお話しします。
株式会社LayerX バクラク事業部 AI・機械学習部 部長。京都大学大学院にて情報検索・情報推薦の研究に従事した後、2018年に新卒でウォンテッドリー株式会社に入社。推薦チームの立ち上げに携わった後、同チームのリーダーおよびWantedly Visitのプロダクトマネージャー、開発組織のエンジニアリングマネージャーを兼任。その後、機械学習領域の技術顧問に就任。2022年9月より現職。その他の活動として、大学の非常勤講師、オライリー・ジャパン『推薦システム実践入門』を共著で執筆など。
株式会社LayerX バクラク事業部 AI・機械学習部 テックリード。京都大学大学院にて睡眠医療への機械学習応用研究に従事した後、2019年にDeNAに新卒入社。DeNAでは、タクシーアプリの機械学習システムの開発やライブストリーミングサービス、オークションサービスの推薦基盤の開発に携わる。LayerXには2023年4月に入社し、AI-OCRなどの機械学習機能開発全般を担当。Kaggle Grandmaster。
LayerXメンバーによる、7日間連続開催のランチタイムLTイベント。
毎日異なるテーマで、「Bet AI」を多角的に掘り下げます。
各事業、各職種から、現場の実践と問いを凝縮し、AIとの“今”を共有します。
TIMETABLE 7DAYS LT
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